2022/07/30 ただ重いってだけじゃないのです(37w2d)
今回の妊娠期間中にふと気づいて「いつか書いてやろう」と思っていながら、まだ書けていないことがありました。
前回の妊娠時に、夫を連れて区の保健センターで開催された両親学級に参加したことがありました。
プログラムの中で、夫が妊婦体験て言うのでしょうか。おもりを装着して寝転んだり動いたりする体験をする機会があったのですが、それを終えた夫に「楽勝だったんだけど」みたいなことをこっそり言われたんです。
まぁまぁブチギレ案件だったのですが、そのときは上手いこと言い返せませんでした。
今回妊娠してみて、改めて大きくなる腹と向き合うことで、ようやくあのときにどう言い返すのが良かったのかが分かった気がします。
あのおもりを背負ったところで、内臓は圧迫されない。
あのおもりを背負ってもホルモンバランスは変わらないから、骨盤が広がったり腰の靭帯が伸びたりもしない。ゆえに、もともと反り腰でもない限りあのおもりで(しかもあの短時間で)腰痛になることなんてない。
楽勝に決まってる。
これが答えだと思います。
それほどに、今回は腰が痛いしトイレは近いし、ここへきて肺まで圧迫されるのか座っているだけで息苦しい毎日を過ごしています。
というのを、2回目だから「こうだからこうなるんです」と理屈で説明できますが、前回の妊娠では精神的な不安定さが勝ってしまって、上手く不調を伝えられていなかった気がします。「誰も分かってくれるわけがない、世の中、見ただけじゃ誰が敵か分からない、自分と胎児は自分で守らないと」と、警戒心の塊みたいになっていました。
ただ物理的な腹の重さが大変なだけじゃないんです。
血液の成分のバランスが変わり、量も変わり、ホルモンバランスが変わり……目に見えない変化も多いのです。
腹が苦しいので慣れない横向き寝を余儀なくされ、それでも腰の痛みは楽にならず、明け方には毎朝足をつって、トイレも近いので夜中に一度は起きてしまう。寝不足待ったなし。
それが怠惰な生活という自己責任からではなく、どんなに健康に気を遣って生活していても避けようがないという。
……理不尽!
それでも自分の身体のことだし無事に産むと決めているから乗り切れますが、他者から軽んじられたら、下手したら一生の恨みになりますね。
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